私たちが「やる気がおきない」「疲れがとれない」etc.心の不調を感じるとき、その原因はストレスや人間関係、環境など外的なものに目を向けがちですが、 実は“内なる環境”⇒「腸内環境」がメンタルの安定と大きく関係しているのです。
今回は腸と心のつながり、そしてメンタルケアにおいて腸活がどれほど効果的かを詳しくご紹介します。(^^)
1. 腸は【第二の脳】
腸は消化や吸収を担うだけではなく、私たちの「感情」にも深く関わっている臓器です。そのため、「腸は第二の脳」とも呼ばれています。 この腸と脳の情報のやり取りは【腸脳相関】（ちょうのうそうかん）」と呼ばれています。 脳がストレスを感じると腸の働きが乱れやすくなりますし、逆に腸内環境が悪化すると、気分の落ち込みや不安感を感じやすくなります。
つまり、腸と脳は双方向で影響しあっているのです。
2. 幸せホルモン「セロトニン」の9割が腸に存在
メンタルケアにおいて非常に重要なのが【セロトニン】という神経伝達物質です。別名【幸せホルモン】とも呼ばれ、精神を安定させたり、前向きな気持ちを生み出す働きがあります。
このセロトニン、実は約90%が腸内で作られているのです！
→腸内環境が乱れていると、このセロトニンの分泌がうまくいかず、気分の落ち込みやイライラ、集中力の低下など、メンタル面にさまざまな不調が現れる可能性があります。
さらにセロトニンは、夜になると【メラトニン】（睡眠ホルモン）」に変換されます。
→腸内環境を整えることで、ストレス対策・メンタル安定・良質な睡眠という、心の健康に不可欠な要素を支えることができるのです！
3. 腸内細菌がメンタルに与える影響
腸内には、約100兆個もの腸内細菌が存在し、その種類とバランスによって腸の状態は大きく変化します。これらの腸内細菌は、主に以下の3つに分類されます：
• 善玉菌（健康を促進する） • 悪玉菌（体に悪影響を与える） • 日和見菌（優勢な方に加勢する）
善玉菌が優勢な腸内環境では、短鎖脂肪酸（酪酸や酢酸など）という物質が多く作られます。
これらは腸の粘膜を守るとともに、脳に働きかけてストレスへの耐性を高めることがわかってきました。
4. 腸活でメンタルを整える方法⇒【腸活の3本柱】
では、どのような腸活がメンタルケアに効果的なのでしょうか？
日常生活で実践しやすい腸活のポイント⇒【腸活の3本柱】をご紹介します。
①食事(栄養素)
（1）発酵食品を積極的にとる
→納豆、ヨーグルト、キムチ、味噌、ぬか漬けなどには、乳酸菌や酪酸菌といった善玉菌が豊富に含ま れています。 毎日の食事に少しずつでも取り入れることで、腸内環境をサポートできます。
（2）食物繊維を意識する 善玉菌のエサとなるのが、食物繊維（特に水溶性食物繊維）です。
→海藻類、果物(バナナ)、 野菜(オクラ、長芋)、大麦、 こんにゃくなどを意識して摂取しましょう。 ※スーパーフードのアロエベラの葉肉ジェル部分にも水溶性食物繊維が豊富に含まれています！
(振って飲むだけ簡単！アロエベラドリンクはオススメです！！)
②睡眠・ストレス管理を心がける 睡眠不足や慢性的なストレスは腸内環境を乱します。特にストレスは、腸の動きを止めたり、腸内細菌のバランスを崩したりする原因となるため、深呼吸や軽い運動、瞑想などでリセットする習慣を持ちましょう。
③運動習慣を取り入れる
⇒正しい姿勢を意識する！ ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽めの運動は、
腸の蠕動運動（ぜんどううんどう）を活発にし、便通を整える効果があります。
また、運動は脳内のセロトニン分泌も促進するため、心身ともに良い影響を与えます。
5. 心と腸はつながっている
「腸の声に耳を傾けることは、自分の心の声に気づくこと」と言われることがあります。 心が疲れていると感じたとき、実は腸も疲れているかもしれません。
→逆に、腸内環境が整うと、思考がポジティブになったり、日常の小さな幸せに気づきやすくなったりします。 私たちの心の状態は、腸の状態を映し出す“鏡”のような存在なのです。
※おわりに：腸活でメンタルケア ‼
【腸活】は単なる健康法や美容法ではありません。
私たちの「心」にまで深く関わる、非常に大切なセルフケアのひとつです。
腸を整えることは、感情の波を穏やかにし、自分らしく前向きに生きる力を育むことにつながります。
まずは【腸活診断】で セルフチェックしてみませんか？
→【腸活の3本柱】のポイントを知り、日常生活を改善し、 パフォーマンスアップしましょう⤴